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フランスの年間イベント・お祭り・休日カレンダーまとめ
投稿日 2018年11月10日 23:20:13 (HERMES)
- ほとんどの美術館の入場料が無料となります。
- シャンゼリゼ通りの車の通行が禁止になる日。大通りに沢山の人が集まります。
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道端で見かけた不思議なおもちゃの車の行進
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エッフェル塔とセーヌ川の増水の様子 2月1日
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ゴールデンウィーク明けの5月
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フランスのイベント・休日まとめ
フランスの年間イベントスケジュールを確認して、ご旅行の計画を立てる際にお役立て下さい。ブログページで過去の様子をアップしている記事もありますので、併せてご覧ください。
1月のイベント
1月1日 新年 お正月 Jour de l’an(祝日)
お正月!パリのお正月は観光地以外はお店も閉まっていますし、特に大きなイベントはありません。
新年のカウントダウンについてはこちらのページへ
1月初旬 冬のセール Les Soldes d’hiver
ソルドと呼ばれる冬のバーゲンセールが1月初旬から開始します。2019年は1月9日(水)〜29日(火)予定!約3週間続くセールの中、段々と商品が70%割引あたりまで下がっていきます。いつ購入しようか迷ってしまいます。
ソルドについてはこちらのページへ
1月初旬の日曜日 公現祭/主の公現/顕現節 L’épiphanie
1月6日または1月2日から8日の間の日曜日にキリスト教会で行われる祝祭です。救い主イエス・キリストが洗礼された日です。épiphanieという仏単語はギリシャ語で出現を意味する「epiphaneia」に由来しているそうで。東方からイエスを礼拝するためにベツレヘムを訪れた三博士へのイエスの「顕現」を祝う日なのだそうです。フランスでは19世紀以降、王様の日とも呼ばれるようになり、フェーヴいう陶器の人形が入ったGalette des roisガレット・デ・ロワというケーキが東方三博士の供物の象徴となりました。そのため1月頭からパン屋さん、ケーキ屋さんなどでガレット・デ・ロワを売り出します。
ガレット・デ・ロワについてはこちらのページへ
2月のイベント
2月14日 バレンタインデー St-Valentin
男性から女性へチョコレート、花などのプレゼントを送る日です。ブティックのウィンドウにてバレンタインのデコレーションを見かけるようになります。
バレンタインデーについてはこちらへ
2月中旬から3月初旬 ニースのカーニバル Carnaval de Nice
ヨーロッパ版のリオのカーニバルのようなイベント!世界中からのダンサー、ミュージシャン、そして山車によるカラフルで巨大なパレードが昼夜繰り広げられます。
ニースのカーニバルについてはこちらのページへ
2月中旬から3月初旬 マントンのレモン祭 La Fête du Citron
モナコのすぐ近く、世界で一番レモンを生産する町マントンにてレモンを積み上げたオブジェのパレードが開催されます。
マントンのレモンパレードについてはこちらへ
3月のイベント
3月最終日曜 サマータイム開始
午前2時に時計が1時間進められて3時になります。
4月のイベント
4月上旬 パリ・マラソン Le marathon de Paris
約145カ国、55,000人もの人がマラソンに参加し、25万人が歓声を送るという大規模な市民マラソン!次回は43回目の開催です。シャンゼリゼ大通りからスタートし、多くの美しいパリの観光名所、建物を眺めながらパリを走り抜けることができます。一生の思い出に残ること間違いなし!
パリマラソンについてはこちらのページへ
移動祝日 復活祭 イースターPâques(日曜)
春分の日の後、最初の満月の次の日曜日が復活祭となり、日付が毎年異なります。十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する、キリスト教において重要な祭日です。イースターの時期は学校も会社も2週間ほどのイースター休暇となります。
復活祭の翌日 イースターマンデー Lundi de Pâques(祝日)
復活祭の翌日は、家族や友人と過ごすフランスの祝日です。お庭に隠したイースターエッグを子供達が探すのもこの日です。
5月のイベント
5月1日 メーデー La Fête du Travail(祝日)
多くの美術館や観光名所が休みとなる祝日。親しい人にスズランを送る習慣があり、お花屋さんや街中でよく目にすることになります。
5月8日 La Victoire du 8 mai 1945 戦勝記念日(祝日)
第2次世界大戦終結記念日です。最初のドイツ降伏文書がフランスのランスにて1945年5月7日に調印されました。翌日フランスで正式に終戦が人々に伝達されました。ド・ゴール将軍はラジオで発表、群衆と共に凱旋門の無名戦士の墓に黙祷を捧げたそうです。同日8日、ドイツのヴィルヘルム・カイテル元帥がベルリンにても全面降伏文書に調印し、ナチス・ドイツの無条件降伏にて6年間の紛争に終止符が打たれました。
5月木曜 昇天祭 L’Ascension (移動祝日)
イースター、復活祭から5週目の木曜日(復活祭から40日後)にあたる日が昇天祭です。復活したイエス・キリストが天へと昇天した日です。フランスでは休日となり、教会ではミサが行われます。
5月下旬〜6月初旬 ローラン・ギャロス全仏オープン(テニス) Le Roland Garros
ブローニュの森に隣接するスタッド・ローラン・ギャロスにて開催されるテニスの4大国際大会であるグランドスラムの一つ。クレーコートであることも有名。
5月末もしくは6月 聖霊降臨祭の翌日の月曜日 Lundi de Pentecôte (移動祝日)
ペンテコステと呼ばれるキリスト今日の祝祭日。イエス・キリストが復活し昇天した後に、イエスの言葉の通り、集まって祈っていた信徒のもとに聖霊が降ってきたことを記念する日。
6月のイベント
6月21日 音楽祭 La Fête de la Musique
夏至の日に行われる誰もが演奏家になれる音楽祭。パリのイベント会場、美術館、公園、広場、路上、カフェ、全てがステージになります。夕方頃から夜の12時頃まで続くイベントで、音楽を聴きながら街歩きを楽しむことができます。
音楽祭についてはこちらへ
6月23日 オリンピックデー La JournéeOlympique
オリンピック・パラリンピックの競技がどのようなものか発見し、体験し、シェアしよう!という体験型イベントです。セーヌ川沿いで35種類の公式種目のイベントやオリンピック選手によるデモンストレーションブースがオープンします!
オリンピックデーについてはこちらへ
6月中旬 ル・マン24時間耐久レース Le 24 heures du mans
フランスのル・マン近郊で行われる24時間の耐久レース。24時間内でのサーキット周回数を競います。
6月末土曜 ゲイ・プライド La Marche des Fiertés de Paris
コンコルド広場からリパブリック広場にかけて、プライドマーチが開催されます。コスチュームに身を包んだ人々やデコレーションされた車がパレードを繰り広げ、街中はレインボーに溢れ盛り上がります。
ゲイ・プライド・パレードについてはこちらへ
6月末〜8月頭 夏のバーゲンセール Les Soldes d’été
約6週間も続く夏の長期セール!こちらもどんどんと割引率が高くなっていきます。
ソルドについてはこちらへ
7月のイベント
7月13日 革命記念日の前夜祭
コンコルド広場やバスティーユ広場で前夜祭が行われます。また、各地域の消防署主催のダンスパーティが前夜に行われ、市民も消防署の中に入って楽しむことができます。
7月14日 フランス革命記念日 Le 14 Juillet・La Fête Nationale(祝日)
フランス革命を記念した式典が凱旋門で行われ、その後シャンゼリゼ大通りで軍事パレードが行われます。エアフォースはとても美しいので必見!夜には美しい花火がエッフェル塔前から打ち上げら、絶対に必須のイベントです。花火の見やすいレストランでのディナー、クルーズは事前予約が必要です。夕方頃から場所取りが必要ですが、エッフェル塔前のシャン・ド・マルス公園が一番おすすめ。
フランス革命記念日のパレードについてはこちらへ
フランス革命記念日の花火についてはこちらへ
シャン・ド・マルス公園からの花火
6月下旬〜7月中旬 ツール・ド・フランス Le Tour de France
フランスをメイン舞台に、約1ヶ月かけて行われる世界最大の自転車ロードレース。長き闘いのゴールは7月中旬となります。ゴール地点はシャンゼリゼ通り、コンコルド広場ですので、沢山の観覧客が訪れます。
ツール・ド・フランスについてはこちらへ
7月初旬〜9月上旬 パリ・ブラージュ Les Paris Plages
海のないパリでも夏をおもいっきり楽しもう!というパリ市主催のイベント。セーヌ川両岸、パリ市庁舎、ヴィレット貯水池あたりにてイベントが開催されたり、屋台やウッドデッキが置かれて、ゆったりとカクテルを飲みながら日光浴をすることができます。ヴィレットでは仮設プールも登場します!
パリ・プラージュについてはこちらへ
8月のイベント
8月15日 聖母被昇天祭 Assomption (祝日)
カトリックの信仰の中で大事な祝祭の一つで聖母マリアに捧げられています。地上での生活の終わりに、神とともにある聖母マリアの栄光を祝福する祭典です。この頃フランスでは大型連休になっている時期です。各地の村でお祭りが催されます。また、パリでも14日にサン=ルイ島やシテ島周辺にて聖母行列が行われます。聖母が出現したと言われる奇跡のルルド大聖堂にもこの時期に多くの巡礼者が訪れます。
9月のイベント
9月第3週の土日曜 文化遺産の日 La Journées européennes du patrimoine
ヨーロッパ文化遺産の日!普段は一般に公開されていない大統領府エリゼ宮や、リュクサンブール宮殿などの文化財が2日間のみ公開されます!事前に予約が必要な箇所の確認、観光スケジュールも事前に立てることをおすすめします!
9月後半〜10月初旬 パリファッションウィーク Paris Fashion Week
パリコレクション春夏のプレタポルテ部門が開催されるのと共に、ファッション・ウィークとなります。
10月のイベント
10月第1土曜 ニュイ・ブランシュ La Nuit Blanche
夜の間だけ美術館、公共の施設の一部が一般に無料で公開されます。コンサートが行われたり、街中にも展示物が置かれるなど、芸術を楽しむことのできる夜です。夜の19時から翌日5時頃まで続き、レストランやバーも夜中オープンしているところもあります。
ニュイ・ブランシュについてはこちらのページへ
10月第1日曜 凱旋門賞 Le Prix de l’arc de triomphe
パリ、ブローニュの森に位置するロンシャン競馬場で行われるヨーロッパ最大、世界最高峰とも言われているG1競馬レース。世界中から騎手が集まり、日本の競走馬も出場しています。
10月第2週土日曜 モンマルトルのブドウ収穫祭 La Fête des Vendanges de Montmartre
パリ市内、モンマルトルに実はブドウ畑があります!ここにてワインを作っており、その収穫を祝うお祭りがサクレ・クール寺院界隈で開催されます。ワインの試飲や、屋台がずらりと並びとても楽しめます。
ブドウ収穫祭やブドウ畑についてはこちらのページへ
10月末 サロン・デュ・ショコラ Le Salon du chocolat
世界最大規模のチョコレートの展覧会。多くのチョコレート会社が出店し、様々なチョコレートを試すことができます。体験型のイベントや、世界一のショコラティエを選ぶ選手権も開催されたりと、目でその美しさを楽しみ、チョコの奥深い香りを満喫し、味わう、とても満足度の高いイベントです。
サロン・デュ・ショコラについてはこちらのページへ
ワールドチョコレートマスターズについてはこちらのページへ
10月の最終日曜日 サマータイム終了
午前3時に時計が1時間戻されて2時となり、サマータイムが終了となります。日曜日の待ち合わせなど、時間を間違えないように注意が必要です!夜明けも1時間遅くなるので朝起きてもまだ暗い・・というのが辛いところ。
10月31日 ハロウィン
カトリックの国フランスでは、ほぼ、ハロウィンは祝われていません。インターナショナルな若者たちの間でコスチュームを身に着けてパーティをしたりするくらい。観光客向けのブティックで限定商品を揃えている程度です。
11月のイベント
11月1日 Toussaint 諸聖人の日・万聖節 (祝日)
カトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日です。続く11月2日は死者の日となっています。このあたりも学校は連休となります。ハロウィンの翌日がこの祝日ですから、日本でいうとお盆の前日にハロウィンがあるような感じですね。家族でお墓参りに出かけて祖先を思う日の前日に、他文化のワイワイとしたお祝いをしようという気持ちにはならないのにも納得です。
11月11日 L’Armistice 1918 1918年休戦記念日 (祝日)
1918年11月11日はドイツ降伏と第1次世界大戦の終結を記念する日です。1920年11月11日、最初の無名戦士追悼式が行われました。その後退役軍人達の呼びかけもあり、国会が11月11日を国民の祝日と宣言するように働きかけ、1922年に制定されたそうです。軍事パレードの非開催、半旗の掲揚、戦没者記念碑前で戦没者の氏名読み上げによる戦没者への連帯表明、1分間の黙祷、ラッパの吹奏など、最初の11月11日記念式典全般を規定しており、今日に見る11月11日記念式典の定型となっているそうです。日本ではポッキーの日と騒がれますが、こちらでは全く異なる祝日となっています。
11月中旬〜各地でのイリュミネーション
シャンゼリゼ大通りの華やかなライトアップや、デパートで美しいクリスマスのデコレーションを楽しむことができます。
11月中旬〜クリスマスマーケット
フランス各地にてクリスマスマーケットが賑わいます。シャンゼリゼ通りはテロがあったこともあり、昨今は開催しておらず、残念ですが、ラ・デファンスでは大きめのマーケットが開催されます。
ラ・デファンスのクリスマス・マーケットについてはこちらへ
12月のイベント
12月24日 クリスマス・イブ Le réveillon de Noël
クリスマスイブは家族と共にゆっくりと過ごす大事な日です。
12月25日 クリスマス Le Noël (祝日)
一番大事な祝日と言っても過言ではないでしょう。ミサに行く人も多く、街中や観光地でさえもお店が閉まることが多く、静まり返ります。
12月31日 大晦日 Le réveillon de Nouvel An
大晦日はわいわいと友人と出かける人が多いです。凱旋門のところではプロジェクション・マッピングでカウントダウンを祝い、花火が少し打ち上げられます。
凱旋門でのカウントダウンについてはこちらへ
その他:パリ 毎月第1日曜日
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Source: エルメスファンのための雑学帳
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