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映画が重要な文化として定着しているパリの映画美術館と情報サイト
投稿日 2018年10月14日 04:18:09 (HERMES)
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フランスの映画文化
1895年に映画を発明したのもフランス人のリュミエール兄弟でした。フランスでは映画の文化を守る為に政府が介入して映画製作やプロモーションの資金援助を行っています。また、レンタルビデオショップやインターネット上でNetflixやHuluなどのサイトを利用して映画を簡単に家に居ながら見ることができる時代となりましたが、フランスでは毎週水曜日に新しい映画が次々と公開されます!会話の中にも新しい映画何か見に行った?というフレーズがよく出てくる程、映画はフランス人の生活の中になくてはならないものとなっています。
こちらの写真、よく見るとずらっと行列が続いています。映画の公開初日とのことでその行列でした。
芸術作品としての映画
大衆受けするわかりやすい作品をバンバン制作するハリウッドに比べて、フランス映画は一つの芸術作品として、それぞれの監督や脚本家による哲学感や美観を反映して作られる作品が多く、普遍的な内容ではなく、芸術的で奥深く味のある作品に仕上がっていることが多いです。人間とは・・といった哲学的な内容が根底にある映画だったりすると台詞をしっかりと追わずにぼーっと見ていると表面的な内容だけで、話の本質が掴めずに終わってしまう事も・・。
しかし昨今は大衆受けするハリウッドの勢いもあり、フランスでも芸術作品よりも商業的に利益の出る、ハリウッドの二番煎じのような作品が増加している傾向があるのも事実です。
映画の美術館「ラ・シネマテーク・フランセーズ」
パリの12区、ベルシー公園の近くには「La Cinémathèque française Musée du cinéma」という映画の美術館があり、映画を学ぶ人にとって映像の知識を得ることのできる場所となっています。映画撮影に利用されたもの、脚本、衣装などの展示の他世界各国の映像が上映されています。
公式ホームページより
ラ・シネマテーク・フランセーズのアクセス
51, rue de Bercy 75012 Paris
最寄り駅:Bercy駅(メトロ6,14)
公式ホームページ La Cinémathèque française Musée du cinéma
映画料金が安くなる夏の映画イベント La Fête du Cinéma
7月1日〜7月4日頃に毎年、映画料金が一律4ユーロになる映画デーが設けられています。2018年は第34回目の開催でした。2017年の開催中には320万人もの観客が映画館に足を運んで楽しんだようです!映画文化ですね。
フランスで映画を楽しむのに便利な情報サイト2点
ALLOCINE
フランスではALLOCINEというサイトが映画の評判や映画館検索によく利用されています。映画情報に加えて、テレビのシリーズについての評価も載っています。評価は映画批評家によるものと観客のものが5ツ星とコメントで記載されているので、どのような映画がフランスで人気があるのかがわかり面白いです。また、どの映画館にて何時に放映が予定されているかを一覧で確認することができ、予約ページにもすぐに飛べるため、とても便利です。
RottenTomates
RottenTomatesはアメリカの人気映画情報サイトとなりますが、フランス人もこちらをチェックしています。アメリカの映画批評家によるレビューをまとめたサイトで、こちらも映画のプロが社名と自身の名前を出してコメント、点数にして映画の評価をわかりやすく表示しています。プロだけではなく、一般の観客の点数も詳細ページに記載があります。テレビシリーズについても扱っていますので、特にアメリカのシリーズについては次に見たい人気ドラマを検索する際にとても便利です。腐ったトマトという名前の通り、点数が高い作品には綺麗に実ったトマトのイラストが、評価が低いと葉っぱだけのトマトが点数の横に添えられているのも可愛らしいです。
それぞれのサイトでオーシャンズ8の評価を載せてみました。豪華女性キャスト陣がプロフェッショナルな泥棒に扮して綿密に計画を遂行するスピード感溢れるストーリー、私は結構楽しんだのですが、意外とフランスの批評家と観客、アメリカの観客の評価はシビアだったようです・・・!
フランスの映画館に行く前に
ALLOCINEで行きたい映画と映画館が検索する際に、映画のタイトルの横に絶対にVF、VOという言葉が出てきます。VFはヴァージョンフランセーズ、言語吹き替え版です。VOがヴァージョンオリジナルで、もともとのキャストの声と画面下にフランス語の字幕が出ます。予約の際に間違えてしまうとがっかりする結果となりますので、確認が必要です。VOで英語の作品を見ながらフランス語の字幕を見ると、このようにフランス語訳すると自然なのか・・とフランス語の勉強にもなります。
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Source: エルメスファンのための雑学帳
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