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選択制夫婦別姓より先に
投稿日 2021年10月17日 12:13:55 (Louis Vitton)
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選択制夫婦別姓。
私自身の考えを言えば
「選択制」なのだから、別姓にしたい人はする、同性にしたい人はする
その選択を認めてもいいのではないか、と思っています。
混在していたら混乱する、という意見もありますが、
どんな制度も変わった当初は少なからず混乱するものですが
いずれ浸透していくものだと思います。
多様な生き方を認めるのならば、「家族制度」においてだけ固定を要求するのは
そぐわないようにも思います。
けれど政権の主流にいる人たちが夫婦別姓を認めず
また社会的にも相当数の人が別姓に反対(または懐疑的・否定的)である現状
選択制であってもこれが認められるばかりか、議論になることさえないのではないか、と感じます。
実現するとしたら、ジェンダーも含め多様な生き方を認める、という
さて、それはともかく。
私躊躇なく夫の性を名乗ることを選択したのですが
それと、「改姓に伴う諸手続の煩わしさ」は別問題。
免許証、マイナンバーカード、印鑑登録、不動産登記、銀行、各種保険、クレジットカード、
スマホの契約、口座またはクレジットカード払いにしている公共料金、
楽天などのサイト、入会しているFC(クレカ払いが絡むので)
もう考えるだけでうんざり。
とりあえず、公的機関に絡むものは、戸籍の住民票反映を待って行いましたが
給与の振り込みの関係で、引き落としや振り込みに使っている口座が21日まで動かせないのです。
そして、それが終わらないとクレカの手続きもできない。
所有しているクレカの裏面に記載されている、サービスセンターに電話して手続き方法を聞く
とこから始まるのですが(この作業をした段階で、クレカを精選しようと切に思った)
クレカによって、ネットアンサーのようなサイトからできるもの、電話でのやりとりでできるもの、書面での申請など
さまざまですが、どの方法にせよ、
銀行の名義変更が終了したあと、新しい名義での引き落とし口座の登録が必要になり、それは書面でのやりとり。
という点は変わらないのです。
もちろん、不正利用(第三者が勝手に引き落とし口座を変えるなど)されては困るので、書面申請は当然だと思うのですが
どれも「銀行での手続きが終わったあと」でないと申請できないのです。
たとえば、先に申請だけしておいて銀行の手続きが完了した時点で切り替えられるようにしておくとか・・・
いや、システム上できないし、必ずしも決めた日に手続きできるとは限らないのだからそれも無理なのも
理屈では分かる・・・・けども!
とあるクレカの担当者が言いました。
クレカの名義変更までにだいたい1~2ヶ月かかるので、その間引き落としがうまくできない場合がございます。
そのときには、遅延金を請求することになるのでご承知おきください。
は?え?ちょっと待って!
銀行の手続きが終わらないと申請できない
だから手続き終了と同時に申請できるよう、先に書類の送付をお願いした
手続き終了したその足で、郵便局の窓口に出す(ポストは集荷時間が決まっているから)
これが私ができる最大限最速の行動だよね。
それもこれも、口座にお金はあるのに「引き落としができない」ということにならないためで
口座の手続きをして、書類を投函しそれが先方に到着してから、決済日まで10日はあるのです。
それでは、だめだと・・・・?
少なくとも、こちらは「申請」しているのだから、そのあとの処理は先方の事情。
カード会社の事情で引き落としできなかった件を、利用者の「遅延」にし「遅延金」を請求するっておかしくないか?
お名前の変更だけなら、おそらく大丈夫だと思いますが、金融機関によってはカードの名義と銀行の名義が違っていると
引き落とし不能になる場合がありますので。
金融機関のせいではないでしょ?
カード会社の処理の事情でしょ?!
とりあえず、銀行に手続きに行ったときに確認しますけども
この状況だと、結婚(離婚ほか)などで名前が変わる場合、
クレカは使わない、いったん口座引き落としは停止し、公共料金などはコンビニ支払いにする、などしないと
引き落としが多岐にわたるから、下手したらブラックリスト入りしてしまうぞ?冗談じゃない!!
口座振替を推奨しておきながら、この仕打ちはないだろう??
で、ブログタイトルにつながるのですが
夫婦別姓を望む理由は、自己のアイデンティティの問題や
仕事上名前を変えるのは不都合というのが主たるものだと思いますが
こうした諸手続の煩雑さ、それにかかる労力(証明書の発行などの金銭面も含め)も少なからずあるように思います。
夫婦別姓に反対する片山さつきさんや高市早苗さんは、旧姓仕様を認める範囲も広がっている、と言い
別姓にする必要はないとおっしゃっていますが
たしかに、仕事上は、ほとんどの企業が認めているでしょう。私のところでも「旧姓使用願い」を出すことで
新たに申請しない限り無期限で認められてます。
免許証やマイナンバーカードも、旧姓併記ができるようになりました。
それによって銀行口座など各種手続きも旧姓のままで使用できるようになりました。
が、すべてではないのです。
戸籍名でないといけないという金融機関もありますし、税金や相続、不動産の取得などは旧姓では難しいでしょう。
(これらはほぼ銀行絡んでくるし)
実際、私の旧姓での印鑑登録、とくに申し出しなくても戸籍の住民票反映とともに自動的に削除されました。
旧姓使用の範囲が広がったというのなら
その人の、これまで使用してきたすべてのものをすべての場で、旧姓のままでつかえるようにしてください!と
私は言いたい。
政治家なんて、どうせすべて秘書がやるんだから、この煩雑さなんて
氏名を変えない夫(妻)以上にわからないでしょうよ。
しかも・・・・・
私は、今後「転居」という事案が待っている。それも、都道府県を超える転居が。
転居に伴う住所変更の手続きに加え、来年5月頃届く各種税金・・・これはどうなるんだ?という問題。
また、区役所や警察署、税務署、法務局、銀行・・・・・とまわり(現居住地と新居住地の両方で)
クレカの手続き、スマホの契約・・・・・もう一度するのか。引っ越し作業と並行して・・・・
私は思う。
将来、離別しても死別しても、もう姓を戻すことはしないぞ!と。
それにしても、ネットとかで事前に調べることができ、難解な法律の文章もある程度理解し、
車を運転して一日で何カ所も回れる私でさえ
「疲れた」と思うのだから
夫や妻に先立たれたお年寄りで、身近に頼れる身内がいない人は、ほんとうにどうするんだろうと思う。
デジタル化を推し進めるのはいいけど、今の50代が80台になる頃には、今の比べものにならないくらい
進んでしまって、もうついていけなくなっていることは容易に想像できる。
できる限り、簡単でわかりやすい、高齢者でも障害者でもできるシステムも並行して作ってもらいたい。
長々愚痴ってしまったわ。
Source: さらだ日和
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